イタリアの魅力

イタリアに魅了された女性カメラマンが綴るナマのイタリア

毎回多くの出会いと冒険を楽しませてくれる魅力の国

ミラノからバイオリンの町、クレモナへ

今日はミラノからクレモナ Cremonaへ日帰り散策です。

10:20にMilano Centraleで乗り継ぎなしで行けるので滞在4時間ほどでしたが、慣れない道をふらふらと気ままに歩きながら、どんな街並みかを楽しむには丁度いい時間でした。

 

クレモナは、バイオリン製作の町として知られ、アントニオ・ストラディバリがこの町で製作したストラディバリウスは世界中に知られていますね。

ここには、バイオリン博物館、Museo del Violinoがあり、美しい建物の中に分かりやすくバイオリンの歴史が紹介されています。

もちろんアントニオ ストラディバリが製作したバイオリン達も見ることができます。

私のオススメは、3番の空間にどんっとある演奏ビデオの空間がおすすめでした。

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コムーネ広場 Piazza del comuneにある大きなドーモは12:00過ぎ頃までで閉鎖されます。その後また開くのかは記憶していませんが、もし見たい方は時間のチェックをお忘れなく!

 

隣の高い鐘の塔、トラッツォ Trrazzoは13:00まで空いていて、その後お昼休憩をはさんで営業再開します。何時から再開なのか見落としててすみません。多分14:00とかでしょうか?

この霧の多い時期は、登るなら霧が晴れる昼前後がいいかもしれません。

塔の高さは111mで、なかなか体力が必要です。私は登りはよかったですが、下り終わったら、足の筋肉がガクガクになってしまいました。笑

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インフォメーションはこのトラッツォの向かいにある建物で、木で出来た渋い空間になります。ここで地図を貰っておくと迷子になっても安心かもしれません。

 

15:30 クレモナ発、ミラノ行きの電車に揺られながら書いています。

丁度今、Mandarino みかんに似たフルーツをおばさま達が食べ出して、車内が甘酢っぱい香りに包まれました。笑

 

 

今回、初めてのスタイルに出会ったので少しだけ追記します。

電車の中である文字がかかれた紙をポンポンと置いて来た人がいました。行きも帰りも。

この紙には、自分には子供が二人いて、仕事がなく困っているので、気持ちの小銭か食べ物を恵んで欲しいと書かれていました。

それから、少しすると置いて行った紙と気持ちの小銭を回収に来ます。もちろんこれに賛同するかどうかは個人の自由ですが、過去に経験があるのは、見た目は普通の男性が口頭で言いながら集金するスタイルだったので、少しずつ色々な変化を感じます。

 

 

 

2017年、6/2〜20でウェディングの後撮り、ハネムーンフォトの撮影者募集中。
nazuphoto.com
からアクセスください。

 

 

 

 

 

ミラノ近郊での生活

今日からサマータイムが終わり、日本との時差は-8時間になりました。

10月の最後の週末の日曜日、AM3:00に切り替わる事になっているようです。

目がさめると、iphonもちゃんと切り替わっていて感心します。

 

 

最初の1週間はミラノ近郊の友人のところにお邪魔しています。

日本はまだ薄着で外を歩けたのに、こちらはまるで冬の始まりのような冷え込みで、上着を買わなければいけないと思っているところです。

朝方は霧がかかり、太陽の光も届かず、1日この天気なのかと思ってしまいますが、10:00を過ぎ出す頃には太陽の光も届いて気温も少し上がり、なんとなく嬉しい気持ちになります。15:00過ぎまでキラキラした光が庭にそそがれ、綺麗な紅葉を眺める事ができます。

 

昼食は、この時期にロンバルディア州でよく食べるリゾットを作り、ティラミスも作って、久々にのんびり、生活する楽しさを感じています。

 

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朝からまた地震のニュース。最近多い地震

ローマの地下鉄は朝からA,B共に止まっているようです。

(10/30 8:30頃のニュース)

 

 

旅の始まり、モスクワからミラノへ

今回も前回と同じく、アエロフロートを利用。

成田→モスクワ→ミラノ でミラノに向かう機内で書いています。

 

隣に座ったイタリア人男性、ユーモアたっぷりで、ジョークが多すぎて、たくさん話しかけてくるものの、それがジョークなのか、会話のキャッチボールなのか分からず最初戸惑った。

例えば、機内食中、「もしよかったらフレッシュな寿司を食べるかい?」って聞いてきて、私はポカーンです。

寿司?寿司ないよ?内心この疑問で満たされていた。

日本は深夜の時間帯。私は徹夜のような眠さでユーモアたっぷり元気なイタリア人についていけなかったのです。

 

そして、もう1つ、座席の下から度々足がニョキニョキ伸びてきて私の足に当たるのです。

子供じゃないですよ。いい大人の男性が足を伸ばしてリラックスしているんです。

靴を脱いだ私の足に当たるのも御構い無しに度々伸びをしてくる。私も足で当たってますけど?居ますけどアピールを一応してみるものの関係ないようだ。

 

この光景、心の中で笑ってます。

あぁ、イタリアだ。

 

 

そして、睡魔が襲い、頭がなんとなくぼーっとしている中マルペンサ空港に到着。

夜の到着の為、空港近くのideaという新しいホテルを予約していたのでタクシーに乗ろうとしたところ、タクシー乗り場の出口でうっかりボッタクリタクシーの案内に引っかかってしまいました。

あ、しまった間違えたと思ったけれど、疲労と睡魔で諦めてしまい、、1.5kmほどの距離を30€とられました。散々、料金高いよね?白タクあっちにいるから乗ろうかな。20€いかないと聞いたけど?とか抵抗してみたものの、向こうもこれが料金だもんと言いながら目を大きくして見せて、親父さんはとぼけ続けるので、騙された私は仕方なく…ちゃんと送ってもらえたのでよかったですが、、皆さん気を付けてください。

 

フロントで聞くとタクシーは19€でホテルからの無料の小さなミニシャトルバスも出ていました。

私の乗りたい時間は満席だったので、諦めて、最寄りの道路から5分置きに出ている無料循環バスに乗って朝は再びマルペンサにもどりました。

 

早速イタリアだね〜

気をつけよう。

 

 

 

秋のイタリアへ

ブログで応募していた、フィレンツェでのウエディング撮影ですが、たくさんお問い合わせいただきありがとうございました。

募集期間後も数件の連絡をいただき大変嬉しく思います。

 

今回のイタリアは下記の期間で行くことに決定しました。

10月27日にミラノに入り、南下予定です。

最終ナポリまで降りていきます。

 

今回は、パルマやクレモナも訪れてみたいと思っていて、

その後、フィレンツェではオリーブ収穫のお手伝いと新たな撮影スポットの散策、

ナポリではモッツァレラチーズ工場の見学、ナポリの撮影スポットの散策、

新たな魅力発掘をして来たいと思っています。

 

その期間で撮影可能なのは、

10/31 ミラノ

11/5〜10 フィレンツェ

11/11〜14 ナポリ

 

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<撮影コース>

▪️半日撮影、3時間程度 

街のドーモ中心に、メインスポットを観て回りながらパチリパチリ

ネムーンの空き時間に楽しめます。 

▪️1日撮影、6時間程度 

しっかり撮影、メインスポットの街や、少し距離のある場所、

朝日や夕焼けの時間に合わせれば、また違った街の表情を楽しめます。

早朝か、夕方撮影にすることで、お二人の観光の時間も確保できます。

▪️フル撮影、12時間程度

がっつり撮影です。一つの街をこんだけ撮影で楽しめたら、次回はその写真を眺めてぜひ家族で撮影地を巡ってほしいと思うくらい、満喫していただきます。

 

後日、日本に帰国してからセレクトし、現像データをお渡しいたします。

撮影のみ➕データ納品 でのご提供となりますので、この他、ヘアメイクやご衣装などはお客様ご自身でご準備いただきます。

*ヘアメイクなど、手配で不安なことなどがある場合にはご相談に応じます。

アルバムはオプションとなります。

 

料金は、

半日コース 5万円(税別)100カット

1日コース      7万円(税別)200カット

フル撮影コース 12万円(税別)300カット

 

アルバムは、ご希望の製本サイズ、ページ数により金額が異なりますので、目安でお考え下さい。

記念三面台紙  1.5万円(税別)

アルバム写真集 30P 3.5万円(税別)〜

アルバム写真集 60P 6万円(税別)〜

アルバム写真集 100P 9万円(税別)〜

 

 

ご興味がある方見えましたらメッセージください。

italia@nazu-photo.com

 

撮影参考写真はインスタグラムをご覧ください。

https://www.instagram.com/nazu_viaggio/

 

国内撮影ホームページ

nazuphoto.com

 

 

 

 

 

L'Opera Il trovatore オペラを見に

先日、ミラノでオペラ歌手として頑張っている友人が、日本でも舞台に出るという事で見に行ってきました。

 

彼女とはイタリア人を通して知り合い、それから縁があり交流を深めています。

 

イタリア語を勉強していると、イタリアオペラ、映画、料理の事は会話にたくさん出てきますが、私の興味は美術や世界遺産ばかりでしたので、オペラはなんとなく遠い存在でした。

 

過去に音楽の街、オーストリアウィーンで楽器のコンサートを聴いたり、イタリア留学中にもコンサート的な演奏会や、個人が教会で催す小さなコンサートは聞いたことがありますが、オペラというのは今年2度目です。

 

歌って踊ってと、ディズニー映画のような、劇団四季のような、似た要素がありますが、イタリアオペラは古典的で役を演じながら、人間の感情を歌で表現していきます。今回のイル トロバトーレは有名なVerdiヴェルディの作品ですが、とても人間の暗くて黒い部分の多い作品で、その中でも、人を一途に愛するというハイライトな部分が私たち観客を魅了します。

 

昔の人たちの娯楽を今もこうして受け継がれ楽しめる事に、なんだか感謝しつつ、イキイキと表現する友人の魅力にすっかり心を奪われました。

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フィレンツェの革文化を感じに

ずいぶんと前になってしまいましたが、少し懐かしい写真が出てきたので、思い出してみたいと思います。

 

2008年 私は5年勤めた会社を退職して、2ヶ月間フィレンツェに行きました。

本当は3ヶ月の予定でしたが、あまりにもユーロが高くなってしまって、予算オーバーになるため3ヶ月にとどめたんです。

その代わり締めくくりにオーストリアに立ち寄って1人旅を堪能して帰国したんですけど。

 

仕事をやめて、何が自分には向いていて、何がやりたいのかかなり迷っていた時期でした。

とにかく3度目のイタリアに行くことは決めたので、この長期間に何をしよう?

と色々考えた結果、当時無性に革に興味があったので、いつか革鞄の職人になろう!なんて思って軽い気持ちで革鞄が学べるスクールを選びました。

それが、フィレンツェにあるアカデミアリアチ。

 

しかし、2ヶ月なんていうのは大変短い期間で、学校にあった機材も老朽化していて、こんな短期間で一から学ぶのはそもそも難しかったんですね。

それでも入れ替わりのある日本人とアパートをシェアしながら学校に通い、いい出会いがありました。

 

それにこの時はイタリア語なんて話せない状態で行ったので、より日本人同士が一緒にいることになるんです。そんなこんなで皆んなで情報交換したり、幅広い年齢層が集まって小旅行に出かけたり、かなりお気楽に楽しく生活していました。

 

こんな状況で、ある日幼馴染みが遊びに来て、2週間滞在していきました。

彼女は独学でポルトガル語をやっていたので、私のイタリア語に比べれば、彼女の理解力はかなり高いものでした。

友達が現地の人々とどんどんコミュニケーションをしていく様子を見て、話せたらもっとイタリアが好きになるかも。なんてふと思ったのです。

 

私の語学はこの帰国後の秋から、のらりくらりスタートしていきます。

 

結局革のスクールで得た物は、革の工程の理解と、学校体験、日本人の友達、語学勉強のきっかけ。でしたね。

何がどうつながっていくのか分からないですが、とても楽しいいい思い出が出来ました。

 

若いうちに多くの刺激と冒険を重ねてきた結果、イタリアとの交流を深めたいと思うようになり、自分の中で大切にしたい気持ちです。

 

写真はスクールでの記念。学生パンフレットみたいで初々しい。

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フィレンツェで残すウエディングフォト

初めてイタリアに訪れたのは2002年の3月。もぉ14年も前になるのです。

時の早さに驚きます。
それから少ない給料を貯めては何度もイタリアに通い、語学を始めるようになり、イタリアの光と影の部分を自分の足と目で見て感じ、たくさんイタリアから得るものがありました。
 
イタリアにはとても美しい景色、歴史が溢れています。
まだまだ訪れたい場所があります。
 
日本人は新しいものを常に取り入れながら進化させていく。そおいう事が得意で、便利で、毎日モノに溢れた文化の中で生きていると、イタリアでの不都合というのは、むしろ新鮮で、懐かしいものでもあります。
生きる事はどおしてもモノが増えていく。
でも、イタリアで生活していると本当に必要なモノってそんなに無かったりします。
 
心が自由になるイタリア。その理由はこんな事からかもしれません。
 
前回素敵な写真集を見つけて、すっかり魅了されてます。
この秋にまたイタリア行きを検討しています。
撮影の為に行きます。
もしご都合とご予算あるかた見えましたら、被写体になってください。
 
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トスカーナ地方、オルチャ渓谷、キャンティ、フィレンツェ辺りを中心に撮影予定です。
気になる方はお気軽にご連絡ください。
イタリアでお会いできるのを楽しみにしています。
mail: italia@nazu-photo.com
HP: nazuphoto.com
 
インスタグラム写真ギャラリー
 
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↑こちらは今年2月の撮影より