イタリアの魅力

イタリアに魅了された女性カメラマンが綴るナマのイタリア

毎回多くの出会いと冒険を楽しませてくれる魅力の国

旅に出るということ 後半

旅は時に試練や危険に遭遇することもあります。
しかし、自分が想像し得なかった出会いや発見、サプライズがある事が多く、旅への好奇心は冷める事はありません。
自分の力で行動し、自分の力で生活する。言葉の壁や慣れない文化に戸惑う事も旅にはつきもので、でもなぜかそこで生まれるやりとりに魅力を感じて楽しいのです。何気ない日常が非日常に感じる。それが旅の魅力で、生きている事の喜びを感じます。

旅をしていくと、知らない間に自分自身や自分の国の事を客観視して見る時があります。日本の中にいたら湧かないであろう感情や視点、視界が広がってきて、自分の無力さや知識の無さ、勉学の無さに愕然とする事も多々あります。

日本にいると、日々の生活の事で精一杯で、いつもの日常に変化をもたらす事は、意識をしていかないと有意義になかなか過ごせません。
仕事の疲労やストレスが溜まり、時間をなんとなく過ごしてしまったり、何もやる気が起きなかったりする日もあります。
それでも、こうした旅から得た刺激により、また自分と向き合い、足らない自分を成長させたいと思う事は、決して旅がただのリフレッシュとは言えないという事です。

こうしてイタリアに集中して通う事も、関わり方は以前より、より深くなり現地の人とも親密になってきている面白さは、シンプルに人と人とのコミュニケーションの面白さがあるからです
人と話したいから語学を学びたいと思う。双方の国を知りたいと思って歴史に興味が湧いてくる。好奇心とは何でも向かい合うエネルギーをくれる源です。このエネルギーを継続しながら、これからも旅を楽しみたい。


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