イタリアの魅力

イタリアに魅了された女性カメラマンが綴るナマのイタリア

毎回多くの出会いと冒険を楽しませてくれる魅力の国

ヴェネチアのお家

ヴェネチアのお家って小ぶりなイメージでした。
しかし、ホームステイ先のお家は、デカイ!玄関これですか?!お部屋はこれですか?!
貴族じゃないか!!!
しかし、とにかく暗い。外構工事で足場が組まれて早一年、あまり窓を開けていないと言っていた。
玄関というのか?入って早々迎賓館。
ピアノにソファー、シャンデリア、そして親族の絵画たちが出迎える。
私の部屋はというと、、これまた代々女性の部屋なのか、女性達親族の絵画とホストマザーの生い立ち写真がビッシリ!
思わず、「2週間お世話になります。よろしくお願いします。」と自己紹介と挨拶をした。
そして暖炉と大きな鏡が二つ、中央には大きなベット。ベットに乗ると鏡に自分が映るので、落ち着かない。
映らないところで眠らなくては。。。

とにかく、あまりの異世界感にビックリ。この報告を友達にしたらホーンテッドマンションみたいと言われちゃった。

でも、本当にそうなの。物が多くて、電球もシャンデリアのうち切れてるものがあったりして暗いのよ。朝になれば日差しが差し込み明るいんだけど、日が沈むと暗いの。
冬じゃなくてよかった。夏だから21:00までなんとか外は明るい。0:00までは近所のレストラン、BAR、公園から声が聞こえる。でも蚊も入ってくるから窓を開け続けるのも勇気がいる。
寝てるのに蚊で起こされたくないじゃない?ただでさえ歴史入ってる館なのに。

ひとまず、滅多に経験しない、歴代家族が暮らして来たお家にホームステイする事になった私。
そして、ここにはワンコのCamillaと、猫がなんとなんと4匹もいます!!

一匹は魔女の宅急便のジジのような黒猫ちゃん。その名もNeroネーロ(黒)
まだ1歳の遊びたい盛りのNeroは何でも遊び道具。そしてカナリ鋭い爪。
ちょっと手が触れただけで爪跡が残るくらい。ホストマザーも特に爪が鋭い子だと言ってた。

歴史的な館での生活は、まるで中世にタイムスリップしたようで、親族の肖像画に囲まれながらの貴重な体験のスタートとなりました。

まだまだ作りかけですが、イタリア写真をご覧頂けます。

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