イタリアの魅力

イタリアに魅了された女性カメラマンが綴るナマのイタリア

毎回多くの出会いと冒険を楽しませてくれる魅力の国

旅に出るということ 中間

個人で海外に行ったのは2005〜2006年の年末年始を利用してのスペイン&南イタリア。小さな鞄に最低限の荷物を詰め込んで、友達とバックパックしました。友達は先にヨーロッパを回るとのことで、バルセロナで合流しよう!と決め、深夜に合流。とにかくドキドキです。

当時はまだまだインターネットの普及はこれからという時で、今ほど情報に溢れていなかったので、ガイドブックの地球の歩き方を隅々まで読み、これから訪れる大冒険に備えました。

クリスマスに旅立ち、バルセロナとジローナを訪れ、その後、年末年始は南イタリアへ。
何が起こるか分からない。日本とは違う。予定時間の遅れ、ホテルへの到着、荷物の盗難、色々心構えをして挑んだところ、案の定色々な思い出が出来ました。幸いな事に盗難や被害はなかったので、良かったのですが、外国ではちょっとした事が大きな経験となります。

英語もたいして話せず、イタリア語やスペイン語なんてさっぱり?? とにかく想像力と、かき集めた経験者の声の資料をたよりに、行きたいところへ行き、見て、食べて、と旅をしました。
こうして旅をする時は、見るもの全てが新鮮で、写真でしか見たことのなかったモノたちに多くの感動と刺激をもらいます。
そして、自分の足で、自分の力で計画した事を実行出来ている。そおいう満足感とはツアーでは味わえない達成感と満足感です。

ただ、やはり現地では外国人。慣れない土地に慣れない言語。とにかく気を張って生活していますのでとても疲れるのですね。
それに毎日毎日たくさん歩き、たくさんの観光をしています。大移動も多くなるので、かなり体力が入ります。

こんなふうに自分で成し遂げることの面白さ。現地でしか味わえない感覚。こうした事は自分を逞しく、厚みのある人間に少しずつ変えていきます。

この経験から、その後ヨーロッパを中心に世界を旅して行くのですが、だんだんとイタリアだけに的を絞るようになるのです。

イタリアって最初に訪れた時から、なぜか心がワクワクするんです。
このワクワクいつまでつづくのかな?と思っていたんですが、初めて訪れてから早14年以上、そのワクワクが続いています。

これはもぉ、私のライフワークになっていくんですね。

つづく

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