イタリアの魅力

イタリアに魅了された女性カメラマンが綴るナマのイタリア

毎回多くの出会いと冒険を楽しませてくれる魅力の国

9月末から10月半ばごろフィレンツェ行かれる方いませんか?

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この秋にフィレンツェにハネムーンに行かれるカップルの方にお知らせです!

 
フィレンツェでウェディングドレスを着てハネムーンの旅の思い出を残せたらと思っています。
日本人の奥様が経営する至れり尽くせりのアパートに宿泊し、ポンテベッキオ、ドーモ、ウフィッチ美術館まで徒歩3〜5分という最高の好立地で、日本人ならではの、至れり尽くせりのおもてなし環境が整っています。お部屋のセンスも抜群で居心地がとてもいいです。
オプションでワインの産地キャンティー、イタリア人宅での料理レッスン、シエナへの旅なども付き添い撮影可能です。
 
また、ポンテベッキオの芝生エリアでのお写真も撮影可能です。
通常、親しい人の紹介がないと入れないエリアの為、毎回相談しながらの芝生エリアになりますが、入って撮影出来たら、かなり特別な体験になるかと思います。
 
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映画のような本当に素敵なアパートで、ハネムーンフォトのお支度をして頂き、そこから街に繰り出します。
ヘアメイクが必要な方には日本人スタイリストがお客様に似合うスタイルを提案しながらご案内させて頂きます。
 
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美しい中世の街フィレンツェで沢山の思い出の写真を撮りましょう!!
 
まだまだ走り出したばかりの企画なので、今回はWeb掲載可能なお客様で、サンプルになって頂ける方を探しています。
 
カップルにご用意頂くものは、
男性はスーツ一式、女性はウェディングドレス、ヘア飾りブーケなどの小物類。
 
衣装や、現地調達の生花、ヘアメイクなどはご相談下さい。
 
撮影はほぼまる1日になります。
500カット以上の全データお渡しで、お礼に可愛いフォトアルバムをプレゼントさせて頂きます。
 
料金は、
カメラマン撮影費+アシスタント代 12万円(税別)※通常の半額
ヘアメイク代 5万円(税別)
※カメラマン私の渡航費は今回は頂戴致しません。
この他、必要なご衣装はご自身でご用意頂きます。
撮影希望場所で入場料金や移動料金が発生する場合はお客様のご負担となります。
 
写真を撮る事が中心ですので、結婚記念としてイタリアでお写真残されたい方がいらっしゃいましたらお声掛けください。
 
こちらの料金は、このblogを読んで頂いた方、限定3組の募集となります。
受付期間は6月末までを予定しています。
 
渡伊予定は9/22〜10/20辺りで検討中です。
 
気になる方はお気軽にご連絡ください。
イタリアでお会いできるのを楽しみにしています。
italia@nazu-photo.com
 
HP: nazuphoto.com
 
ホームページに、2月に撮影したお客様の声を追加しました。
 
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インスタグラムにて、イタリア写真ギャラリー公開中です。
 
※この他、ヴェネチア、ミラノ、その他の地域での撮影希望のお客様は、交通費と宿泊費が必要となりますが、ご相談頂ければ撮影可能です。
 
 この募集は終了いたしました。
沢山のお問い合わせありがとうございました。
 
定期的に募集を行いますので、またの機会にぜひお願い致します。
 
 
 

イタリア語検定、準2級

イタリアから帰国して早々、準二級のイタリア語検定を受けました。
受けてみて、あーこれは自信ないなぁと思って昨晩結果が届いていたので詳細を見てみました。

合格基準のリスニング2点足らず、筆記2点足らず、合計だと6点足らなかった〜

ざーんねん。

いざ検定になるとやっぱり曖昧なところがあって、コミュニケーションとは違いますね。

また引き続き頑張りましょう。
のんびりのんびりマイペースに勉強中です。

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イタリアの電気

イタリアの光熱費は高いと言われていますが、実際どのくらいでしょう?
日本でも個人差があるように、イタリアでももちろん部屋の大きさや個人差がありますが、大体日本の2〜3倍近くだとイタリア人と話していました。が、これはイタリア。色んな人の話しだと適当な予測請求があったりもして、実際のところキチキチしてないので本当に日本より高いのか?はちょっとわかりませんが、とにかく皆口を揃えて、電気代が高い!というのは確かですね。

イタリアで特にホームステイでの生活をしているとよく分かりますが、電気は日本のような使い方をしていません。基本、昼間は自然光で、夜は落ち着いた弱い光です。そのせいか、私は直ぐに眠くなりますが笑
かなり自然に寄り添った欲のないような生活に感じますよ。本当。

今まで何件かホームステイしましたが、電子レンジはほとんどのお家で見かけません。
そもそもチンして済むようなコンビニ食品が少ないというのもあるかもしれませんが。

イタリアは火力、水力、風力発電です。原子力発電は使っていません。足らない分はフランスから買っているようですが。
イタリア人からしたら日本は地震が多く、津波が世界語になってしまうような問題があるのに原子力発電を日本人としてどぉ考えているんだろう?という疑問は当然出てくるわけです。
実際私もあの東北の大震災が起こるまで、自分達の家庭に原子力エネルギーがどおやって作られ送られてきて今の生活があるとか、あまり意識したり考えていませんでしたので、恥ずかしい話、この話題になると本当に難しいですね。

めまぐるしく色んな事が変わる日本で生活をしていて、時代に流されないように、それぞれが少し立ち止まって考えるという事は大事な事だと思います。
そもそも、祖父母の若い頃は知恵を使って色々なものを作ったり便利をよくしたりして工夫しながら、物を大切にしながら生活していたわけなので、生きる強さをしっかり持って生活したいと思います。

インスタグラムで写真公開始めました

2016年年明け早々、イタリアに渡り何をしていたかと言いますと、ヴェネチアカーニバルにガッツリ浸り、その合間を縫って、イタリアで残すウェディングの撮影をしていました。

今回はヴェネチア、ミラノ、フィレンツェで撮影してきましたので、よかったらインスタグラム覗きに来てくださいね⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾ 毎日少しずつアップ中です!
↓↓↓

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↑ヴェネチアは常に観光客で溢れています、2014年は6月に語学留学で2週間以上の滞在。
今回はヴェネチアカーニバルで3週間の滞在。
ヴェネチアの迷路の街並み、ヴェネチアでの撮影の楽しみ方、少しずつ街を知り、人を知り、ヴェネチアの生の生活と面白さを見つけて来ました。
ヴェネチアでのホームステイ先での会話から、歴史にも触れたので、少しずつ歴史を意識した撮影も出来たらと思っています。


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↑ミラノはイタリアの経済都市です。昨年2015年にはミラノ万博が行われ、多くの人で賑わいました。日本館が大人気で4〜6時間並んだんだよ!っていう話を耳にするぐらいです!
実は私もミラノ万博スタッフに応募してみたんですが、二次選考で落ちちゃいました(残念)
ミラノは何かと人のご縁がある都市で、友人が多く住んでいるため、皆に会うためによく訪れる街になりました。
日本人も沢山住んでいて、色々な目標、目的をもってキラキラと皆さん輝いています。
ミラノの今を友人からも教えて貰いながら、ミラノらしいファッショナブルな撮影が楽しめたと思います(^^)
ミラノの冬は曇りと霧が多く、しっとりとした日が続きますが、それもミラノらしく素敵な街並みになります。サンサンと太陽が降り注ぐ夏とは違い、シックな写真が沢山撮れました。


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フィレンツェには2008年の2〜4月に2カ月半、革鞄製作の短期留学で滞在しました。
当時は円安が凄い時期で、1€ 170円までになる時があり、物価がとにかく高く高く感じ、3ヶ月の滞在計画を断念して2ヶ月に。
この時はイタリア語を始める前で、(というか、これがきっかけでイタリア語を帰国後勉強し出すんですが)とにかく街を歩いて街を知る。
そして週末には他の街に出かけて行く。そんな日々を過ごしていました。
フィレンツェにもたくさんの日本人が住んでいます。特にルネサンスが盛んだったので美術に関わる人が多いです。今回は久しぶりに一週間滞在をして、懐かしい街並みと自分の過去の記憶を頼りに、フィレンツェの今をしっかり見てきました(^^)
語学が出来るようになると色んな視界が開けて、昔よりもフットワークが軽くなったのを実感しました。

グリーンの芝生があるポンテヴェッキオ橋のエリアは通常許可のない人は入ることが出来ません。
たまたま知人にこの撮影の話をしたら、是非この場所で撮影しておいで!と声をかけてくれました。
まだまだ冬なのに、この美しいグリーンの芝生を独占して、世界でも有名なポンテヴェッキオを背景に撮れた事はラッキーでした!
常に撮影出来るかは運もありますが、フィレンツェではここの場所でも撮れますよ♪

フィレンツェは花の都なので、四季によって楽しみ方が色々あります。年中観光客は絶え間なくいますが、とても住みやすく中世ヨーロッパを楽しめる空間に身を置くと気持ちがワクワクします。至る所にある美術品に囲まれ贅沢な時間が過ごせます。

インスタグラムはこちら↓




旅に出るということ 後半

旅は時に試練や危険に遭遇することもあります。
しかし、自分が想像し得なかった出会いや発見、サプライズがある事が多く、旅への好奇心は冷める事はありません。
自分の力で行動し、自分の力で生活する。言葉の壁や慣れない文化に戸惑う事も旅にはつきもので、でもなぜかそこで生まれるやりとりに魅力を感じて楽しいのです。何気ない日常が非日常に感じる。それが旅の魅力で、生きている事の喜びを感じます。

旅をしていくと、知らない間に自分自身や自分の国の事を客観視して見る時があります。日本の中にいたら湧かないであろう感情や視点、視界が広がってきて、自分の無力さや知識の無さ、勉学の無さに愕然とする事も多々あります。

日本にいると、日々の生活の事で精一杯で、いつもの日常に変化をもたらす事は、意識をしていかないと有意義になかなか過ごせません。
仕事の疲労やストレスが溜まり、時間をなんとなく過ごしてしまったり、何もやる気が起きなかったりする日もあります。
それでも、こうした旅から得た刺激により、また自分と向き合い、足らない自分を成長させたいと思う事は、決して旅がただのリフレッシュとは言えないという事です。

こうしてイタリアに集中して通う事も、関わり方は以前より、より深くなり現地の人とも親密になってきている面白さは、シンプルに人と人とのコミュニケーションの面白さがあるからです
人と話したいから語学を学びたいと思う。双方の国を知りたいと思って歴史に興味が湧いてくる。好奇心とは何でも向かい合うエネルギーをくれる源です。このエネルギーを継続しながら、これからも旅を楽しみたい。


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旅に出るということ 中間

個人で海外に行ったのは2005〜2006年の年末年始を利用してのスペイン&南イタリア。小さな鞄に最低限の荷物を詰め込んで、友達とバックパックしました。友達は先にヨーロッパを回るとのことで、バルセロナで合流しよう!と決め、深夜に合流。とにかくドキドキです。

当時はまだまだインターネットの普及はこれからという時で、今ほど情報に溢れていなかったので、ガイドブックの地球の歩き方を隅々まで読み、これから訪れる大冒険に備えました。

クリスマスに旅立ち、バルセロナとジローナを訪れ、その後、年末年始は南イタリアへ。
何が起こるか分からない。日本とは違う。予定時間の遅れ、ホテルへの到着、荷物の盗難、色々心構えをして挑んだところ、案の定色々な思い出が出来ました。幸いな事に盗難や被害はなかったので、良かったのですが、外国ではちょっとした事が大きな経験となります。

英語もたいして話せず、イタリア語やスペイン語なんてさっぱり?? とにかく想像力と、かき集めた経験者の声の資料をたよりに、行きたいところへ行き、見て、食べて、と旅をしました。
こうして旅をする時は、見るもの全てが新鮮で、写真でしか見たことのなかったモノたちに多くの感動と刺激をもらいます。
そして、自分の足で、自分の力で計画した事を実行出来ている。そおいう満足感とはツアーでは味わえない達成感と満足感です。

ただ、やはり現地では外国人。慣れない土地に慣れない言語。とにかく気を張って生活していますのでとても疲れるのですね。
それに毎日毎日たくさん歩き、たくさんの観光をしています。大移動も多くなるので、かなり体力が入ります。

こんなふうに自分で成し遂げることの面白さ。現地でしか味わえない感覚。こうした事は自分を逞しく、厚みのある人間に少しずつ変えていきます。

この経験から、その後ヨーロッパを中心に世界を旅して行くのですが、だんだんとイタリアだけに的を絞るようになるのです。

イタリアって最初に訪れた時から、なぜか心がワクワクするんです。
このワクワクいつまでつづくのかな?と思っていたんですが、初めて訪れてから早14年以上、そのワクワクが続いています。

これはもぉ、私のライフワークになっていくんですね。

つづく

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旅に出るということ 前半

外国に興味があったのは多分ずっと前からで、小学校高学年の頃には既に興味があったことを思い出した。
自分たちとは違う容姿に言葉、違う文化、そんな事がとても新鮮で興味があったのだと思う。

当時は外国とのペンパルが流行っていて、要は文通である。
小学校五年、六年生頃だったか、アメリカ人の一つ下のペンパルの女の子がいた。
現地のお金やシールを贈りあったりして宝物になった。今でも実は大切にとってある。

当時は英語なんてアルファベットが書けるぐらいで話せなかったし、勉強してなかったから、全て辞書から文章を引っ張りだして、単語を入れ替えて言いたいことを書いていただけだった。
それでも通じて何度か文通は続いた。

それから中学生になると部活が忙しく、文法的にせめる英語に馴染めず、すっかり挫折。
いつの間にか英語なんて別に必要ないと思っていたのだ。

高校一年の時、たまたま目に止まった市が主催する「夏休み、オーストラリア、パース二週間ホームステイ」の広告。
行きたい!と直感で思った。
この時も英語なんてたいして分からないし、話せなくてもなんとかなった。現地から受けるいろいろな体験はとても濃厚で、違う国で時差があって、こうやって人は生きている。そぉいう事が何だかとても心地よく、国によって大切にするものが違ったり、知らない習慣があったり、でも、人は同じなんだと思ったように思う。

大学生になって、また、ある広告が目に止まった。「ヨーロッパ、美術研修旅行21日間の旅」おお!!!これは行くしかない!と直感でまた思った。一年の春休みだった。
最初はイタリア、その後どお回ったか覚えてないが、イタリア→オーストリアチェコ→ドイツ→フランスだったような?気がする。

全てが新鮮だった。ヨーロッパなんて遠い遠い国、知らないことばかり。それに教科書でしか見た事がない美術品を毎日毎日いくつ見ているんだ!という感動で、目の前に溢れる美術品の贅沢な時間に酔いしれた。
当時はまだイタリアンのお店は流行りだしの頃で、ユーロ誕生から間もなかったし、世界は遠いと思っていた。

ここから私の旅に対する思いが生まれてくる。

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長くなるので、次回にすることにします。
 つづく→